騙されてはいけない。マスコミや大企業の言う「スローライフ」を支えるのは、あいも変わらぬ大量生産、大量消費、大量廃棄の「ファスト・エコノミー」・・・・・・
ぼくが懸念したとおり、いやぼくの予想をはるかに越えて、スローライフという言葉が世間にもてはやされ、企業も自治体もその周りに群がるようになった。
スローにはもともと「エコロジカル」とか、「持続可能(サステナブル)」とか、「グローバルに対するローカル」とかいう意味が込められていたのに、それがスローライフを誹謗する雑誌などにとり上げられる時には、ほとんど忘れ去られている。
スローでシンプルな暮らしを目指すものは、やはり、豊かな自然の富に基盤をもつ持続可能なエコ・エコノミー(レスターブラウン)を構想し、創造していくしかないだろう。それにはまず各自、「今、ここ」でできることから、ひとつずつ引き算を始め、スローダウンしてゆくのだ。(『スローライフ100のキーワード』)
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||